天海澄、活動休止宣言!?













『自分理系なんだけど、研究室入ってから同人活動とか、さすがに無理だから。研究室入る前から卒論デスマーチ確定だから』



……マジ泣きしても、いいですか?



天海澄が最後(かもしれない)に送る、6作目の同人誌!








  

Lyrical time -フタリノアシアト-










  2月14日開催。
  リリカルマジカル8にて、配布決定!








『……いや、就職したら、また同人活動再会すると思うけど。ただ、最低でも3年後なわけで』







待っててくれると、嬉しいな☆







     もくじ


 だいすきなひとに                 04

 二人だけのシンフォニー              24

 私達が出会った場所                33

 なの×キス                    43

 雪が降っても平気だよ               50

 高町なのはのお料理教室              57

 あとがき
    


















  内容あらすじ


なお、今回は個人誌タイトルからも分かる通り、足跡……軌跡を扱ったものなので。
過去のコピー誌発行の際に書き下ろしたお話を加筆修正した再録分が含まれます。
もちろん、書き下ろしもちゃんとあります。
で、リクエスト通りなのフェ分がいつもより多め。
それでも、過去の書き下ろしを全て掲載できるハズもなく、四季先生の過去イラストも挿絵として入ってますので、過去最大のボリュームとなっています

……だれか、アリすず派はおらんのか!








 内容あらすじ


  だいすきなひとに

  だいすきなひとに、伝えた想い
  今までも、そしてこれからも、ずっとずっとだいすきなひと。
  だけど。
  どれだけ仲良くなっても、どんなに触れ合っても……その想いは、すべて伝わるはずもなく。
  人を愛するって言うのは、こんなにも難しくて、そして、こんなにも素敵なことなんだと、改めて気付かされる。
  あなたがあまりに愛おしくて、つい、願ってしまう。考えてしまう。
  もし、あなたともっと早く出会っていたら――私は、どうなっていたのかな?

  
 『私達の距離を、ぐっと縮めちゃう、ステキな方法です』






  二人だけのシンフォニー

  人生って言うのは、音楽に似ていると思う。
  いろんな人の人生が複雑に絡み合って、大きな物語を生み出す。
  それはまるで、たくさんの旋律を含む交響曲みたいだ。
  でも、一人一人の音楽は、当たり前だけど、全部違う。
  そしてもちろん、私の人生の主旋律は、私にしか奏でることはできない。
  それなら、私の人生の副旋律を奏でることができるのは、あなただけ。
  私はあなたに、私の人生の副旋律を奏でてもらって……私は、あなたの人生の副旋律を奏でたいな。

 『だって、私とすずかだから。……二人なら、できないことなんてないわよ』






私達が出会った場所

  人にはそれぞれ、色がある。
  きっとあの子は桜色。きっとあの子は金色。そんな風に、その人の表わす色があると、私は思う。
  そんな、色とりどりの人並みの中で――私だけが、くすんだ灰色をしていた。
  きっと私は一人で生きて、ずっと一人で人生を終えるんだと思っていた。
  だけど、そんな無味乾燥だった私の人生は、9歳の誕生日を迎えたあの日、劇的に変化した。
  突然変わった人生に最初は戸惑ったけど、私は私の人生に突然割り込んできたみんなを見て……自分の人生の色が変わったことに気付いて、同時に確信した。
  ああ。この人達のことを、家族って言うんだ。

 『……私はな、みんなと出会って一緒に暮らすことで、初めて知ったんよ。一人で食べるご飯って、すごく寂しくて、つまらなくて、美味しくないんやって』












  EXTRA Stage

  あなたは、そこにいますか?

  ミッドチルダに突如として出現した、ケイ素生命体。
  それらは一個にして全体。
  一体一体が群衆として、巨大なひとつの生命体を構成する、炭素生命体の常識を遥かに超えた生物。
  ロストロギアなのか。それとも、新たな生命の可能性なのか。
  人々の叫び声は空しく、彼らによって、人々は『そこにいなくなる』

     あなたは、そこにいますか?

  彼らは問いかけながら、人々を“同化”し始める。
  同化現象によって、彼らと同じ、群衆生命体になっていく人類。
  同化現象を、新たな進化の可能性と主張する者もいた。
  なんのことはない。
  それは、自分が自分でなくなるということ。
  心の壁の消失と引き換えに、人々は、自分自身を失った。

    『パーソナルリアリティを放棄した人類に、生存の資格はあるのか?』
 『それこそが、真の平和への道。心の壁があるからこそ、人々は争い、悲しみが生まれるのだ』

  彼らの出現と共に始まった、人類への問いかけの日々。
  結局のところ、彼らは、知りたいだけなのだ。
  “私はここにいる”ということを。

     無論、抵抗する者もいた。
  彼らと同化し――群衆生命体となることを、拒む者の方が、むしろ多数派だった。
  だが、ケイ素生命体は炭素生命体よりも遥かに生命力が強く……次第に増えていく、同化された人間に、人類は追いつめられる。

     やがて、管理局が崩壊するのに、そう時間はかからなかった。


  だが、管理局の崩壊後。
  自然と集まった、自らの存在を証明する者達
  パーソナルリアリティを放棄しなかった人類の、最後の希望。
  人々は、彼女達のことをこう呼んだ。


  “高町なのは旅団”と


  かくして。
  “私はここにいる“ということを証明するための、人類の最後の戦いが始まった。


 『あなたは、そこにいますか?』

 『いるよ。私は確かに、ここにいる』






































































  ちなみに。




  EXTRA Stageは嘘予告です。
  て言うかそんな時間あるわけないじゃん。
  そんな話本にしたら、普通の文庫本くらいの厚さになるぜマジで。
  そもそも、設定からして某アニメ丸パクリだって。


  今回も百合百合SSですが、そんな内容のお話は収録されてません。


  読んでみたい方は、リリカルマジカル8当日に直談判してください。

  いないと思うけど。

































  雪が降っても平気だよ

  地球温暖化だ、暖冬だ、と世間では叫んでいるけど、冬が寒いことにあんまり変わりはない。
  統計とか、過去の資料と照らし合わせれば、ここ十数年の冬の平均気温が上がっているのは分かるけど、その昔を知らない私達にとっては、いろんなところで声高に叫ばれるほどの実感はない。
  誰が何と言おうと、冬が寒いということは事実なんだ。
 「そう。冬が寒いのは、事実なのよねぇ……」
 「……アリサちゃん、寒いの苦手だもんね」
 「だって、寒いものは寒いじゃない」
  通い慣れた、中学校への通学路。
  私達と同じ制服を着た子達や小学生に混じって、私――月村すずかと、アリサちゃんは一緒に学校に向かっています。
 「まぁ、そうなんだけどね」
  最近、日が過ぎるごとに寒くなってきました。
  手袋をはめたり、制服の上からもう一枚上着を着ないと、家の外に出るのは辛い季節です。お布団から出るもの億劫なので、毎朝辛い思いをしています。はぁっとゆっくり息を吐けば、真っ白に染まってしまいます。
  初雪はまだですが、天気予報によると、早ければ今日の夕方には海鳴市でも初雪が見られるそうです。
 「うー。昔は、雪が降ったりしたらワクワクしたんだけどなー」
  それだけ寒いので、学校に通う学生さん達は、みんな厚着をしています。
  私もその例に漏れず、厚手のコートを羽織って、手にはミトンの手袋をはめています。
  そして、私の隣にいるアリサちゃんは、この時期からすでに重装備です。
  真っ白な耳あてと、お洒落なチェック柄のマフラー。当然コートと手袋は着用していますし、足元は黒いストッキングで完全防備です。ただのストッキングに見えますが、私はその素材がバニングスカンパニーの最新技術で作られた、まだ市場に出回っていない特殊繊維でできていることを知っています。
 「すずかは、これだけ寒いのに平気なの?」
 「うん。大丈夫だよ」
  私は、アリサちゃんほど寒さに弱くはありません。
  実は私には、寒さに耐えられる秘訣があるのです。








   高町なのはのお料理教室

 「料理を教えてほしい?」
  とある平日の、学校での休み時間。
  二人きりでお話をしている時に、その話は始まった。
 「うん。ダメ……かな?」
  フェイトちゃんの突然の申し出に、私は首を傾げた。
  だって、フェイトちゃんはちゃんと料理ができるし、教わるにしても、リンディさんという立派なお母さんがいるんだよ?
  それをまたどうして、特別料理が上手というわけでもない私に?
 「ダメじゃないけど……どうして、私なのかな?」
  別に、教えるのが嫌というわけじゃない。
  むしろ、フェイトちゃんとの二人っきりでの個人授業……なんて考えたら、正直ドキドキする。
  ただ、フェイトちゃんには、リンディさんという素敵なお母さんがいるわけで。そんなフェイトちゃんが私に教えを請うことを素直に疑問に思って、私はフェイトちゃんに鸚鵡返しに尋ねた。
 「なのはは、私がある子の保護責任者になってるのは知ってるよね?」
 「うん。確か……エリオ君だったっけ?」
  前に写真を見せてもらった記憶がある。
  フェイトちゃんが保護責任者を買って出た、少し特殊な生まれの男の子。
  私の記憶が正しければ、エリオ・モンディアル君。
  ツンツンした赤毛と、利口そうな笑顔が印象に残っている。
 「そうそう。それでね、今度エリオに会いに行くんだけど、施設ではあんまり甘いものは食べられないらしくってね。だから、甘いものを差し入れてあげたいんだけど、折角だから既製品じゃなくて、手作りのお菓子を持って行きたいな、って思ったの」
 「ああ、なるほど」
  フェイトちゃんの言葉に、私は納得する。
  確かに、既製品のお菓子は美味しい。
  売れるように作ってあるからそれは当然のことだし、何より、ちょっとお金をかけるだけで、より美味しいものを食べることができる。
  人々の甘味への探求心は計り知れない。
  それは、実家が人気の喫茶店である私は良く知っている。
  だけど、手作りお菓子というのは、そうじゃない。
  ちょっとお金をかければ食べられるお菓子を、わざわざ手作りするのだ。
  そこには、どうしても既製品には込められない『愛情』がこもっている。
  そして、それが既製品と手作りお菓子の最大の差でもある。
  実際、素人の腕ではどう足掻いてもプロの技術に敵わない。だけど、僅かな手間をかけるだけで、手作りお菓子は飛躍的に向上する。特別な想いがこもったお菓子の味は、既製品を凌駕する。
  お菓子作りというのは、そういうものなのだ。
























  続きは本を買ってね☆




  サークル『EXBreaker』
  Lyrical time -フタリノアシアト-


  リリカルマジカル8 EXBreaker


     定価700円くらいで発売予定!


  東国四季先生の、素敵な表紙が目印です。










































  今回は700円の価値がある、かな?

  中には過去のコピー誌の書き下ろし話、今回の書き下ろしに加えて、四季先生のイラストも複数入ってます

  そんなこんなで、ボリューム的には過去最大となっています。

  全部売れても赤字なのはいつも通り。もはやお約束。

  今回はどのくらい売れるかな。最後だし、完売できると嬉しいな